静岡市立大学
静岡県の県庁所在地である静岡市に位置する公立大学。近くに国立大学もある為中途半端な
立ち位置の2流国公立大学。国際文化学部、人文学部、経営情報学部、薬学部、看護学部の5つより構成される。
比較的実績のある薬学部が突出していい扱いを受けている他は、基本的に抹消学部とされている。
国際人文学研究科
国際文化学部と人文学部を合わせた大学院。ネーミングセンスの無さが常々批判の的になっている。人気が無い為、
院生の数はさほど多くはない。就職の潰しが効かない文系学部のせいもあるかもしれない。基本的に、ここにいる院生は
社会の掃き溜めのような扱いを受ける。真剣に学者になりたいなら、まだ遅くはない。今すぐにでも他の大学院への編入をオススメする。
-心理学部・心理学研究科
市立大文系学科では比較的ましな扱いを受けているが(国際人文と較べて)、それはあくまで統計を扱うゼミが多いからというだけに他ならない。
-経営情報学部・経営情報研究科
経営経済と情報学部を合わせた学部、及び研究科。文系学部では一番就職率が高い。しかし学部の8割が男子生徒という非常に偏った学部である。
-薬学部・薬学研究科及び看護学部・看護学研究科
理系学部。産学協同プロジェクトの成功により比較的ちやほやされている学部。ちなみに看護学研究科だけは本キャンパスとは異なる場所にあるため、普段顔をあわせることはない。狭い学食を巡る陰惨な争いに関わらなくて済む幸運な人々
○静岡市立大学国際人文学部
<本間ゼミ>
小牧美咲・・・主人公でありヒロイン。市立大学生え抜きのM1。静岡県出身。フォトジェニック・メモリー(写真のように見たものを記憶する能力)の持ち主で先輩より引き継いだExposuresを率いている。永遠の反抗期。
刈谷正人・・・生まれも育ちも静岡市のM1。同じく生え抜き。学部時代は別のゼミに所属していたが、指導教授の定年により本間ゼミに移動になった。優等生で器用だが強度のKY。そして地獄耳
杉浦昇平・・・院から市立大学に入学したM1。愛知県出身。ほがらか系男子。かわいいものをこよなく愛する。上記の2人と違い、特筆すべき優れた身体能力は無いが心の暖かさが売り。家族と友人を何よりも大切にする
本間健作・・・国際人文学部準教授。美咲たち3人の指導教授。厄介事をすぐに生徒(主に美咲)に投げる悪癖の持ち主。本人は自分の研究よりいかに執筆業で名を上げるかのほうに心血を注いでいる。既婚、他に3歳の娘がいる
赤川響・・・本間ゼミOB。Exposuresを設立した張本人で、美咲の先輩。チャラ男。後輩にイングリッシュネームをつける妙な癖がある
<その他のゼミ生>
吉野奈津子・・・美咲の親友で隣のゼミ所属のM1。女子サッカー部キャプテン(DF)。ポニーテールが似合う姉御肌。
旧清水市出身
酒井雄大・・・美咲の親友で奈津子の幼馴染のM1。奈津子や美咲とは別のゼミ所属。文学青年。旧清水市出身
●心理学部
度会大輔・・・臨床心理学専攻のM1。美咲とは学部時代からの知り合い。自称情報屋
狭山輝・・・心理学部準教授。本間とは院時代の同期。心理学界隈では今をときめく新進気鋭の学者として知名度を上げている。独身
◎薬学部
霧生誠・・・薬学研究科D1。事あるごとに美咲達文系生徒を馬鹿にするのが趣味。通称薬学3バカの筆頭
堂珍・・・霧生の腰巾着その1。M1
安堂・・・霧生の腰巾着その2。M2
◇その他の人々
刈谷葵・・・正人の弟。静岡東高校2年。
青谷誠司・・・正人の隣の家の息子。葵の同級生。
青谷愛・・・誠司のいとこ。鹿児島出身。葵の同級生。
青谷洋・・・誠司と愛のいとこ。洋食屋の息子。静岡北高校2年。
杉浦麻里絵、里奈、澄江・・・昇平の妹達。
※ちなみに、刈谷葵と青谷家の3人は由美ユメコの作品『サイレントヒルは戦争になりました』の主要人物と同一人物です。スピンオフ的な扱い
本編はこちらから始まります